漫画・バガボンドのストーリー
この漫画は関ケ原の戦いの後から物語が始まります。戦いの落武者となった主人公の新免武蔵(のちの宮本武蔵)と本位田 又八(またはち)。 彼ら二人は落ち武者狩りから捕まらないように逃げて、故郷である宮本村を目指すが、途中又八は女と一緒に姿を消してしまい、仕方なく一人戻った武蔵に対して村人は敵意に満ち溢れてた姿で、彼を待ち受けていた。 坊主沢庵に助けられてなんとか生き長らえた武蔵は、流浪として天下無双の剣の道を目指して旅立つ。 漫画の定価(税込) 560円 漫画のサイズ B6判
バガボンドの第一章である宮本武蔵編です。
1600年に新免武蔵と呼ばれる者とその幼なじみである本位田又八に誘われて、立身出世を望み故郷の村を出た。しかし、関ヶ原の戦に敗れ、落人狩りから必死に逃げている途中、近くに住む母娘お甲と朱実に救われるのだった。そこでしばらくかくまってもらうことになり、母娘のもとにのりこんできた野武士である辻風組の頭領である辻風典馬を倒して、この時に自分の強さに自信を持って、以来流浪の身として天下無双を目指すことにする。そして故郷に戻るつもりは無かったのだが、親友である又八が行方不明となり、女と逃げたということを伝えるために、再び村へ戻るのだった。しかし、そこでは残党狩りということで村人達などから非情な迫害などを受けてしまうのである。父には命を狙われて母の愛情も知らなかった、武蔵だった。さらに村人には鬼の子として嫌われ者で人生に生きる意味を見つけれずにいたが、沢庵に自分の存在を認めてもらう。再度剣の道に生きることを志す、そしれ「宮本武蔵」に改め、流浪の旅へと旅立つ。
バガボンドの登場人物です。
宮本武蔵(みやもとむさし)
宮本武蔵は、新免無二斎の息子であり、宮本村の浪人です。初名は新免 武蔵と呼ばれる。 新免無二斎の下で、武芸者の子として育ち、人の温かみを知らなかった。大柄な体躯で、人並み外れた腕力の持ち主である武蔵。 破天荒な行動で、いつも孤独になってしまうところがある。しかし、おつうや又八などは小さい頃から唯一心を開いている人物である。武蔵の本来は真っ直ぐで思いやりのある心の持ち主なのであり、そして物事の本質を見抜く繊細さも持っている。